急にテレビの映像が乱れたり、映らなくなった場合は何かしらの原因でアンテナレベルが低下した可能性があります。
昨日まで普通に見れていたのに、急に調子が悪くなるなんて事も珍しい事ではないんです。
そもそもアンテナレベルとは?
各ご家庭必ず、アンテナレベルというものがあり、
基準に満たしている事によりテレビ視聴が可能になります。
アンテナレベルとは電波の強度を表したもので、
アンテナレベルが低くなり受信可能レベルより下回ってしまうと映像にノイズがはしったり映像が全く映らなくなったりします。
アンテナレベルはテレビ側で確認することができますので、
急に地デジが映らなくなった方はまずはテレビ側でアンテナレベルを確認してみてください。
ご使用されているテレビメーカーにより、多少方法は異なりますが、
どのメーカーもリモコンに【ホームボタン】や【メニューボタン】というものがございますので、
そちらを押して頂き、設定からアンテナレベル確認という項目に進んでください。
アンテナレベルの目安は使っている地デジか衛星放送か、
またテレビのメーカーによって異なります。
詳細はご利用のテレビの取扱説明書でご確認下さい。
最近のテレビならほとんどが前述したアンテナレベルの確認をテレビで表示すれば、
視聴可能水準に到達しているかどうかをテレビ側で表示してくれます。
下記は主要液晶テレビメーカーの地デジのアンテナレベルのおおよその目安です。
衛星放送のアンテナレベルは、50以上が正常に映る基準となっているメーカーが多いので参考にしてみて下さい。
アンテナ端子とテレビの端子どちらかでケーブルが外れてきちんと接続が出来ていない場合や、
接続が緩んでいる場合はアンテナレベルが低下します。
またアンテナケーブルが断線してしまっているなどもアンテナレベルは低下し、テレビが映らなくなります。
この場合アンテナケーブルをきちんと接続すればすればアンテナレベルは回復します。
テレビ側の端子、テレビアンテナ側の端子どちらもしっかり接続できているか確認してください。
同時にアンテナケーブルの断線がないかなども確認してみて下さい。
たまにですが、アンテナの向きがズレている事がございます。
地デジアンテナは電波塔や中継局に向けて設置します。
屋根の上などに地デジアンテナを設置している場合は、
強風の影響などで設置していた方向とずれてしまう場合があり、
方向がずれてしまうとアンテナレベルに影響が出てしまいます。
この場合、地デジアンテナを正しい方向に向けることでアンテナレベルの向上が見込めます。
ただ、なかなかアンテナ位置をご自分で治すというのは難しい為、
昨日までと位置がなんとなく違うなと思われたら専門業者さんに一度ご相談してみてください。
天災やケーブルの外れ以外でアンテナレベルが下がる要因としては、
地デジの信号は高層ビルなど、建造物によって妨害されることがあります。
また樹木等も周辺の地デジの受信状況に影響を与える場合があります。
自宅周辺に新たに建築物がたった直後にアンテナレベルが低下した場合は、
その建物が原因でアンテナレベルが低下している可能性が高いです。
こういった場合はブースターと呼ばれる、アンテナレベルを増幅する機械を用いて回避することが可能です。
何か昨日までとテレビの映り方が違う場合は、
早急に専門業者さんにご相談下さい。
当ブログの業者さんでございましたら丁寧な説明と高い技術力できっとお客様の味方になってくれることと思います☆