
電気屋さんやインターネットでアンテナのケーブルについて調べるといくつかの種類を見つけることができます。
3C-2V、5C-HFのような暗号表記のようなものがケーブルに記載されているのですが、何を表しているのでしょうか。
自分で設置する場合はそのグレードや種類に気をつける必要がありますが、一般家庭で地デジアンテナ工事をするには、どのグレードやタイプを選べばトラブルなく出来るか確認して注意事項も合わせて見ていきましょう。

種類が色々あるケーブル
アンテナを設置する時はいくつかのケーブルがある事がわかり、差込口が違うものや二股になっているものと色々種類はあります。
家で使うものとして使う場合はどの種類が良いのか、まずタイプ別に見ていきましょう。
S-4CFB,S-5CFBというケーブルが最も一般的な製品で地デジはもちろん、BS、CS、更に光通信のテレビにまで対応しているもので幅広く利用されています。
3CFVというケーブルは地デジに特化したもので、衛星放送は視聴出来ませんが比較的安価な金額で購入出来るので衛星放送を見ないという場合はオススメになります。
300オームフィーダー線と言う二股に分かれた製品もあり、地デジに対応していても外部から阻害となるノイズを拾いやすいので現在はあまり使われていません。
200オームフィーダー線といったものもありますがS-4CFB,S-5CFB、3CFVがメインに扱われるものになります。

損失???
ケーブルは様々なタイプや種類があるので購入する際には気をつけないといけません。
ちなみにケーブルにはグレードがあるのはあまり知られていないのではないでしょうか。
電波や信号のようなものはどうしても外的要因を受けやすいので、グレードを間違えるといくら地デジアンテナを設置してもうまく視聴出来ない事もあります。
その場所にあったグレードのケーブルを使う事でテレビを見ることができます、グレードは2.5C-2Vが一番低いのですがこれはVHF用なので今は使われていません。
ケーブルには損失というものがあって、3C-FVだと32dB、S-4C-FBだと24dBの損失となりますがこれは100m辺りの損失を現しており、数値が低い程性能が良い証明になります。
最高級グレードになると100m辺り6dBしか損失しないと言うものも存在します。
これらをうまく組みあせて使えば電波が微弱な地域でもテレビを見ることができます、ちなみに5C-FV〜S-4C-FB辺りが一般的にメジャーなケーブルになります。

どれがいいの?
種類やタイプ、グレードが豊富な地デジアンテナのケーブルですが購入する際にどこを注意すればいいのでしょうか。
ここまでをまとめると、グレードが高いものが良いと思いがちですですが同軸線に関してはグレード高くなると比例して太くなります。
アンテナ工事の際はある程度の長さも必要になりますので、かなりの重さになる事がありますので重さに合った固定方法をしなければなりません。
アンテナへ接続する際にうまく接続と設置をしなければ、ケーブルの重さでアンテナが傾く事もあるので一概にグレード高ければ良いというものでもありません。
一般家庭で使用するのなら4C〜5C辺りが推奨でしょうか、3Cを使うケースもありますが短いのでテレビと他の機器を配線する時であったり分配器への配線へ使うのが推奨されます。
7C等は集合住宅向けとなるので、その点に注意しながら使用して頂ければいいのではないでしょうか。
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