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【長編】ブースターの種類や手順とは?②




今回はもう少しディープなお話し。

専門家から見ればまだまだ浅いお話しではありますが(笑)

一般の方であればこれから書く事を知っているだけでじゅうぶんだと思います。


まず基本的に。

ブースターには屋内型と屋外型があります!



■屋内型の特徴


設置場所:テレビの近く

選ぶときの目安:テレビの台数を増やした少し映りが悪い程度

増幅効果:屋外型よりも増幅効果が低い


■屋外型の特徴

設置場所:アンテナの近く

選ぶときの目安:電波が弱い地域に住んでいるテレビをつけてもほとんど映らない

増幅効果:増幅効果が高い


そしてブースターはAmazonで購入することも可能です。

つまり!大体の相場が事前と分かるということが非常に大きいです。

仮にAmazonで2万円だとした場合、

業者から5万円と請求されたらちょっとおかしいな?と思えますよね(#^^#)


一般的には、テレビがほとんど映らないくらい電波が弱い地域に住んでいるときは、

建物全体をカバーするような屋外型ブースターの設置がおすすめです。


分配器を使っていたり、少し映りが悪い程度であれば、

屋内型ブースターでもテレビ映りが解決することがあります。



そしてブースターには対応番組があります。

地デジだけのものや、BS/CSだけの物もありますから、

ご自分の見たい番組に対応しているかどうかちゃんと確認をしましょう。


■設置の手順

ご自分でやるわけではないでしょうけども、

ある程度知っておくだけでだいぶ違うと思います。


1:アンテナの支柱(マスト)にブースターの増幅部を取り付ける

2:テレビの裏などの室内に電源部を取り付ける

3:同軸ケーブルに防水キャップやコネクターを付ける

4:ブースターに同軸ケーブルを接続する

5:ブースターを調整する


大体このような手順です。



けっこう簡単と言えば簡単なんですよね。

ただここで落とし穴!!

≪ブースターを設置してもTVが映らない場合があります≫



①アンテナレベル

アンテナレベルとは、アンテナで受信した電波の品質を表すものです。

このアンテナレベルというのはブースターの設置では改善できません…。

そもそもアンテナレベルが低いときは、

アンテナの設置場所や方向のズレなどアンテナ本体に問題があることが多いからです。


アンテナレベルが低い状態でブースターを使うと、

質の悪い電波を増幅させることになります。

そのため、アンテナレベルがさらに下がったり、余計に映りが悪くなるということがございます。

なので「ブースターつければ安心ですよ」なんていう簡単な言葉には引っかからないように!!



②電波が強すぎた

電波が弱い時に使用するブースターなので、

元々の電波が強い地域ではブースターは使ってはいけません。

(ただ、業者によってはブースターをつけた方が儲かるのでつけさせようとする業者も多いです)

電波が強すぎる地域では逆に電波を分散する専用の機械が必要となります。

当然一般的な業者ならばそういった機械も持ち合わせております。

アッテネーターという機器ですが、それを使うことにより最適な電波レベルに合わせる作業となります。


そしてそして!!

■妨害電波地区

時に、異常発振の地域がございます。

異常発振とは、ブースターの出力側にある電波が入力側の電波に逆戻りすることで起きる現象です。

スピーカーにマイクを近付けると、「キーン」という大きな音が鳴るハウリングが起こりますよね。

これも発振の一種です。


異常発振が起こると妨害電波が発信され、

テレビの映りが悪くなったり、

画面が真っ黒になるといった障害が広い範囲に発生します。

そういった場合は速やかに専門業者に依頼しましょう。




なかなかご自分で設置する方も少ないですが、在宅ワークが多い昨今。

非常にDIY人気が高まっているそうです。

アンテナに興味を持たれている一般の方も多いようですが、

くれぐれもご自分でやらず、専門業者にお願いをしましょう。


当ブログで紹介させて頂いている専門業者さんならば当然安価で丁寧に説明してくれるので、

お気軽にご相談されてみてはいかがでしょうか。




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