流行りから主流になりつつデザインアンテナ(平面アンテナと呼ばれる事もございます)
当ブログでも何度もご紹介させて頂いておりますが、
今一度!特にこれからお引越しを控えている方には必ず知っておいて貰いたい、
地デジアンテナの基本情報になります(#^^#)
デザインアンテナの特徴は、
プラスチック樹脂などで外観が覆われたデザイン性の高いテレビ電波受信用のアンテナです。
これまで一般的に普及してきた八木式アンテナと機能に違いは無く、
【家屋の目立つ場所に設置しても景観を損なわない】ことが魅力です。
ここが一番の魅力といえます。
八木式アンテナでは導波器(素子)の数によって電波の受信能力に違いがありましたが、
デザインアンテナでは20~30素子程度の能力を有しており、小型でも力強く電波を捉えます。
メリットとしては:
・デザイン性が高い
なんといっても外観が美しくデザイン性に優れているということです。
プラスチック樹脂などで外観が覆われているデザインアンテナは、
真っ白のタイプのものが主流となりますが、
そのほかにもブラウンやブラックなどのカラーバリエーションもあります。
外装の色の違いによる機能の変化はありませんので、
外壁のカラーに合わせて自由に平面アンテナを選ぶことが可能です。
・コンパクトサイズ
従来型の八木式アンテナと比べた場合、同じ20素子程度の受信能力を持った平面アンテナの方が、
サイズが3分の1程度とコンパクトになっています。
どれだけデザイン性が良くても、ボックス型の形状は目立ってしまいがちですので、
同じ受信能力のアンテナが小さくてコンパクトであることは非常に大きなメリットです。
・設置場所
デザインアンテナは内部の構造上、屋根の上に設置する必要が無く、
主に家屋や建物の壁面に設置します。
屋根の上に設置しなくても良いことのメリットとしては、
建物の外観を損なわないことに加えて、風雨などによってアンテナが損傷したり、
転倒することを防ぐことができる点にあります。
地域のテレビ電波の受信状況にもよりますが、
建物の目立たない場所にひっそりとアンテナを設置することができることも平面アンテナの大きなメリットだと言えるでしょう。
・天災に強い
複雑な構造がむき出しの状態となっている八木式アンテナと比べると、
平面アンテナは風雨にも強い外観の設計となっています。
また、屋根の上に取り付けなくても良い点が、風雨に強い理由のひとつでもあります。
プラスチック樹脂などで覆われた外観は、強い衝撃への耐久性はありませんが、
雨や風などの自然現象によって損傷することはありません。もちろん、飛来物が激突すると損傷します。
・屋根を傷つけるケースが少ない
建物の壁面や室内に設置するデザインアンテナは、設置時に屋根に上がることがありませんので、
瓦などを傷つけずに設置工事が完了するというメリットがあります。
また、設置後のアンテナについても、
八木式アンテナの場合は転倒などによって屋根を傷つけてしまう可能性がゼロではありませんので、
強度に不安がある屋根や瓦などのお宅ではデザインアンテナを検討されることが多いです。
八木式アンテナが主流だった頃は、屋根の上にアンテナを設置したくないご家庭では、
敷地内にアンテナ設置のための電柱を建てるケースもあり費用が膨大になっていました。
このような要望を持たれるご家庭では、デザインアンテナの登場によって屋根以外でのアンテナ設置が可能となり、大幅な設置コストの削減となっています。
・太陽光パネルの邪魔にならない
太陽光発電パネルを屋根に設置するタイミングに合わせて、
従来型の八木式アンテナを取り除きたいという要望をお持ちの方も多いです。
以前は、屋根の上に設置するものと言えば、アンテナ以外には特にありませんでしたが、
家庭用の太陽光パネルの普及によってアンテナがあることが邪魔になるケースがあります。
屋根の上の限られたスペースに大きなアンテナが立っていることで、
太陽光パネルの設置箇所が限定されてしまうということに加えて、
アンテナによって日光が遮られパネル上に影が出来てしまうことにお困りのケースもあります。
デザインアンテナであれば壁面に設置することが可能ですので、
太陽光パネルの邪魔をせずに、発電とテレビ視聴を共存させることができます。
■デメリットについて:
・電波受信レベルが弱い
デザインアンテナは、八木式アンテナと比較すると受信能力がやや弱いと感じることがあります。
特に、壁面の目立たない場所を選んで設置したときに十分なアンテナレベルを維持することができなかったり、室内に設置したときに壁や屋根などの障害物によって受信ができないケースがあります。
このため、八木式アンテナであってもテレビ電波が受信しにくいというエリアでは、
代替としてデザインアンテナを設置する事が出来ません。
受信能力が弱い場合には、電波の増幅器であるブースターを併設することによって、
電波を強めてテレビ視聴に問題のないレベルまで引き上げることも可能です。
そういった判断は専門業者に任せてしまった方が良いでしょう。
・初期費用が高い
デザインアンテナが登場した当初と比べると価格は落ちてきましたが、
それでも八木式アンテナと比較すると、デザインアンテナの購入費用は20%から30%割高になってしまいます。
一度限りの購入費用で、すっきりとした外観がずっと続くことを考慮すれば、
デザインアンテナを選択されるご家庭も数多くありますが、
アンテナ設置や改修についてできる限り費用を抑えたいという場合には、
従来型の八木式アンテナのほうがいいでしょう。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんは、デザインアンテナも八木式アンテナも。
当然ながら経験豊富で色々なご家庭に対応出来る術を持っております。
お隣さんは〇〇だったけれど、自宅は△△だった。
少し距離や角度が違うだけで、お隣さんと条件が大きく異なる場合もございます。
電波という目に見えないものなだけに、正確な技術と知識、経験が重要です。
専門家に任せ、オシャレなご自宅と安全なひと時を作りましょう(#^^#)
これからお引越しや新築建築を控えている方は、
ぜひ一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
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