
【辞典】アンテナ見積もり時に知っておくと便利な言葉大全集!
業界独特な専門用語ではなく、日常でも使える言葉もありますが、
聞きなれない言葉も多く、お見積もり時の混乱を防ぐためにも、
覚えておいて損は無い言葉を掲載致します。
ブログとは違い、今回は辞典ですね!
もちろん優良業者になればなるほど、日常会話で用いられる言葉を使い、
お客様により分かりやすく丁寧に説明するものですが、
ちょっと悪徳系のところだと分からない言葉を並べて費用を吊り上げるところもございますので、
知っておいて損は無いと思います(#^^#)
・切妻屋根
日本での代表的な屋根の形で、いわゆる三角屋根のことです。
開いた本を逆さに伏せたときのような形をしており、2面だけで構成されているシンプルな形状です。
・棟(むね)
棟とは、屋根面が交差する頂上部分を指します。
八木式アンテナを固定する際に使う屋根馬は、
この棟を中心に設置すると安定しやすいとされています。
・妻(つま)
妻は端を意味する言葉で、傾いた屋根がかけられた直角方向の側面を指します。
切妻屋根の三角の部分を正面から見たときに、見える壁部分と反対側の壁部分が妻です。
また、両側面を平側(ひらがわ)と言います。
・軒(のき)
軒とは外壁より出っ張っている屋根の部分を言います。
この言葉は「軒先」「軒下」といったようによく聞く言葉ではないでしょうか。
ご自宅の家に軒があれば、軒下にこれらのアンテナを設置することでより寿命が長くなる可能性があります。
・破風(はふ)
この言葉はよく使われます。
破風とは屋根の妻側の端に取り付けられている板を指します。
破風板(はふいた)とも言います。
この破風は、屋根が飛ばされるのを防ぐために取り付けられます。
破風という漢字の通り、吹いてきた風を破る役割なのです。
・鼻隠し(はなかくし)
鼻隠しとは、平側にある軒先の先端にある板を指します。
軒先には雨樋がついていることが多いのですが、
その雨樋がつけられている部分と覚えておくといいでしょう。
アンテナを設置する際は、破風と同じように、
ステーアンカーという器具を取り付けることがあります。
アンテナを固定するのに非常に重要な場所のひとつです。
・ケラバ
屋根の妻側で、外壁からはみ出ている部分を指します。
破風と混同する人も多いですが、
ケラバの側面が破風ということになります。
また破風が部材の名称なのに対し、ケラバは場所を指す言葉です。
軒と同様に、外壁を雨や紫外線から守る役割をしています。
・矢切り
妻側にある屋根と外壁の際目のあたりを指します。
この矢切りは雨が当たりにくいことから劣化しづらい部分とされ、
そのため換気口がつけられている住宅が数多くあります。
アンテナケーブルを屋内に引き入れる方法として、
換気口から通すこともありますが、
この矢切りの部分に設けられた換気口を使う場合もあります。
・庇(ひさし)
こちらの言葉もよく使われます。
庇とは、外壁に取り付けられた屋根状の突起物のことです。
主に玄関の上部などに取り付けられています。
雨よけの役割がありますので、窓の丈夫についている住宅もあります。

これらの言葉は非常によく使われますが、
ほとんどが聞いた事が無い言葉ではありませんでしたか?
聞きなれない言葉を使われると人間は警戒心や防衛本能が働いてしまい、
正しい事を言われているのに、ちょっと疑ってしまう本能があります。
そして業者によってはそういう言葉を巧みに使い、料金を吊り上げてくるところもございます。
多少は言葉を知っておいた方がご自身を守る事にも繋がると言えるでしょう。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんであれば、こういった言葉を使う事は多いにせよ、
『どういう意味ですか?』と質問をされれば、例題を交えて丁寧に教えてくれますので、
遠慮なく分からない事は分からないとお答えしていきましょう。
難しい言葉が多いアンテナ工事ですが、
実際はそう難しく考える必要もございません。
これからの冬に備え!
アンテナ設置や交換をご検討されている方は、ぜひ当ブログが参考になりましたら幸いでございます。

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