
お見積書って言葉は聞いた事あれど、
実際にはどんな事が書かれているのか?
自分のお仕事で日頃から見積書を使っているのであれば、
多少想像も出来るかもしれませんが、見積書を扱うようなお仕事をしていない方には、
【見積書の項目】は分からない事ばかりでしょう
金額が書いてあるだけではなく、工事手順や使用部材など。
業種や業者によって内容は全く違うものとなります
最も簡易的なお見積書であれば、
・アンテナ工事 〇〇円
・消費税 〇〇円
・合計 〇〇円
というのがもっとも簡単なものですが、
最近ではそういう見積書を見かける事も少なく、
工事項目を記載する業者さんが一般的となります。
■アンテナを固定する装置や器具
・同軸ケーブル
・屋根馬
・アンテナマスト
これらは必ず使う部材ですので、見積書に記載している業者さんも多いです。
簡単に申し上げれば、
【同軸ケーブル】
中心に銅線があり、その外側はプラスチック製の絶縁体、
さらにその外側に網状のコードが巻き付けられています。
銅線がプラス信号、網状のコードがマイナス信号を通電させる仕組みになっていて、
この網状のコードが外部からのノイズを遮断する役目を果たしています
4Cと5Cがあり、主に5Cのほうが防水性や耐久性があるとされ、屋外で使うときに用いられます。
【屋根馬】
アンテナは屋根の上につけるのが一般的ですが、
その際に不可欠なのが屋根馬です。
アンテナをつける際の土台のようなものです。
特に、屋外につける場合は雨や風、
ときには台風や積雪などに耐えられなければなりません。
頑丈な支えになるよう、通常は四本の柱で支える形になっています。
【アンテナマスト】
アンテナを取り付ける際に、芯になるポールです。
アンテナをこのアンテナマストに取り付け、それを屋根馬に取り付けるといった流れになります。
防錆のためステンレスやアルミでできており、太さは25〜32ミリが主流です。
受信するためにアンテナを高く上げる必要がある場合は、継ぎ金具などで延長することもあります。
【その他の部材】
ワイヤーやアンカーなども使用することが多いですが、
部材ばっかりの見積書だと逆に混乱を招いてしまうので、
・必要部材
というような形でまとめている業者さんも多いです。

■費用の分かれめ≪使用機器≫
先日のブログでも書かせて頂いておりますが、
アンテナ工事で費用が大きく分かれるのは、
どんな機器を使うかです。
上記に書かれている部材はどこのご家庭でも大抵使用するので、
ご家庭によってお値段がそう違うこともないのですが。
・ブースター
・分配器
・分波器
これらが必要になるかならないかで、数万円変わってきます。
ただ、こればっかりは、一般の方ではなかなか分からないですからね…
プロに判断してもらうのが一番です。
といっても最近では現地調査をせず、お写真やお電話という、
コロナ対策やコストカットを兼ねた≪非対面式見積もり≫が主流です。
そのため、事前には正確に分かり切る事が出来ない場合もあり、
当日、追加工事や料金が発生してしまう事もございます。
業者さんによって見積もりの出し方は異なり、
特にこうしなさいという法律があるものでもございません。
お客様に分からず誤魔化そうと思えば誤魔化せてしまうものですので、
業者選定というのは非常に重要です。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんも、
非対面方式のお見積もりが多いですが、
親切丁寧に打ち合わせを行いますので、安心してご相談下さいませ☆

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