大型の台風が毎年のように日本に上陸し、強風や大雨の被害が日本では増えてきています。
テレビアンテナも強風や大雨で壊れてしまい修理が必要といった人も多いのではないでしょうか。
当ブログでも何度か火災保険の事を書かせて頂いておりますが、
これからの冬に備えて、事前に知識を身に着けておいた方がいざという時に慌てなくて済む事もございます。
■火災保険の内容
火災保険とは、家屋と家財を対象にした保険になります。
「火災」保険という名前の通り、火災によって家屋や家財に損害を受けた際に補填をする保健サービスです。
ただ、火災だけではなく風災・落雷・盗難など幅広い範囲を保証している保険になります。
つまり火災保険は、家屋に関係する様々な天災被害やトラブルに対応している保険となります。
■アンテナ工事でも保険適応される場合がございます!
火災保険は「家屋全般」に生じた被害に対して、
補償を行なうことを目的とした保険であることは先述の通りです。
アンテナが台風による強風や、風によって物が飛んできたことによって故障した場合、
「風災」として扱うことが可能です。
よって、アンテナ修理は火災保険による補償が受けられる可能性があります。
■アンテナ工事で保険が適応されやすいケース
アンテナ工事で火災保険が適用されるにはいくつかの条件を満たすことが必要になります。
まず前提として、火災保険の契約内容に関してです。
火災保険の契約内容によっては「強風や積雪による破損は補償範囲外」という条件が付されているケースがございます。
そういう契約内容の場合、アンテナ工事に火災保険を適用することはできません。
アンテナ工事で火災保険を適用しようと検討している方は、
まず火災保険の契約内容を事前に確認されてください。
契約で補償範囲内であったとしても、
火災保険を適用するためには、
アンテナの故障や破損が自然災害によるものであることが必要です。
故障や破損の原因が、経年による劣化や機器の不具合の場合だと火災保険の適用範囲外となってしまいます。
そのためアンテナ工事を行なう際は、
アンテナが強風や積雪によって破損してしまった場合でなければ火災保険が適用されないので注意してください。
■保険が適応されないケース
上記の内容をご覧頂ければお分かりにもなりますが、
・保険の契約内容に天災が含まれていない
・経年劣化による故障/不具合
これらの場合は保険が使えません。
■実際に保険を使う場合は?
もし保険が適応されるケースであれば、
保険はぜひ使った方がいいです。
まず手順と致しましては、保険会社にご連絡してください。
保険会社の人から、こういう風に見積もりを貰ってくれとか、
こういう書類が必要とか指示がある事でしょう。
滅多にありませんが、具体的な指示が無い場合は、
下記4点をこちらから確認していきましょう。
・補償範囲
・免責される金額
・保険の上限
・申請に必要とされる書類
その後は工事業者に見積もり依頼をし、
火災保険の適応を考えているとお伝えすれば、
保険対応出来る業者か否かというのも判断がつきます。
後に提案をすると、保険対応が出来ない業者さった場合は時間が無駄になってしまいます。
火災保険を利用することを保険会社に事前に連絡すると、以下の書類が送られてきます。
・保険金請求書
・事故状況説明書
(細かい表現は保険会社により異なるかもしれません)
あと必要になるのが【写真】です。
工事前と工事後の写真が必要になるので、
工事業者に必ず写真を沢山撮ってもらいましょう。
これをもし撮り忘れてしまうと保険の適応がされなくなるケースが多いです。
また、元通り戻す事も出来ませんので、無駄に終わってしまいます(泣)
■業者選定
非常にここが重要です。
保険の適応はお金も絡みますし、何かと面倒で書類も多いです。
ただ、慣れている業者に任せてしまえば、意外と本人は何もすることがありません。
業者選定に失敗するとなんでもかんでも自分でやることになり、費用と時間が割に合わないなんて事もございますので、
必ず保険適応対応業者に依頼をした方が宜しいです。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんならば、どこも慣れておりますので、
スムーズにお得に工事着工されると思います。
ぜひ参考になりましたら幸いでございます
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