
映像が圧倒的に美しい!と評判の4K放送で。
主観や個人的感覚なので、好みや相性などはあると思いますが、
迫力があり映像が綺麗なのは間違いのないことです。
4K放送に対応した大画面のテレビを購入したら迫力が全然違う!
SNSでもそういった投稿やレビューはよく見かけます。
では具体的に何がすごいのか?
まずは単純に解像度です。
スマホのカメラでお馴染みで、
数年前はデジカメにも使われていて、一度は耳にした事がある言葉だと思います。
以下のとおり、4KはフルHDの4倍の解像度を誇っています
・フルHD(フルハイビジョン/2K)
約200万画素(水平方向1920×1080)
・4K
約800万画素(水平方向3840×2160)
4KはフルHDの約4倍の解像度
解像度は「横に並んでいるドット数×縦に並んでいるドット数」で表されます。
つまり4KはフルHDの4倍のドットを並べて画面を表示させているのです。
そのため映像が鮮明で、より肉眼に近く自然に描写できます。
フルHDから4Kに変更した場合、以下のように感じる方が多いようです。
・髪の毛一本一本までが見える
・真っ黒な日陰や明るい日向がつぶれない
・近い距離にいても鮮明に見える
・役者の細かな表情がわかる
・アクションがなめらかで臨場感を味わえる
スポーツ観戦/映画鑑賞など、スピーディーな映像や臨場感ある映像を楽しみたい方には非常にもってこいの性能だと思います。
実際に視聴するには、現在の4K放送は衛星放送のみとなっております。
4Kの設備でも地デジ(従来放送)は視聴できますが、
4K放送を利用した画質では視聴できません。
総務省では、地上のテレビ塔などから電波を送信して4K以上の高精細な映像を視聴可能にするために議論されています。(2022年7月)
現在この次世代地上デジタル放送技術を推進する計画が進められており、23年度に計画実行が確定する見込みです。
近い将来、地デジでも4K放送が視聴できるようになる可能性が高まっています
ただ、今すぐにでも4K放送を楽しみたいという方はそれ相応の設備が必要となります。
4K放送は人工衛星から受信しています。人工衛星から送られる電波には、
右旋回で送られるBS右旋と、左旋回で送られるBS左旋があります。
4K放送に対応した機器はBS右旋とBS左旋で異なり、それぞれ以下のものが必要です。
・BS右旋
従来の衛星放送アンテナ
従来の宅内機器(分配器やケーブルなど)
4Kチューナー内蔵テレビ
または4K対応テレビ+外付け4Kチューナー
・BS右旋+BS左旋
4Kチューナー内蔵テレビ
または4K対応テレビ+外付け4Kチューナー
4K放送に対応したアンテナ
4K放送に対応した宅内機器(分配器やケーブルなど)
※ご自宅がBS右旋かBS左旋かが分からない場合は専門業者に見て貰いましょう。

家電量販店で特集コーナーもございますが、
「4K対応」と言われるテレビには以下の2つがあります。
4Kテレビ…4Kチューナーが内蔵されているテレビ
4K対応テレビ…4Kチューナーが内蔵されていないテレビ
4K対応テレビは4Kチューナーが内蔵されていないため、外付けの4Kチューナーが必要です。
最近はほとんどのテレビやBlu-rayなどのビデオ機器には4Kが内蔵されていますが、
念の為店頭や公式サイトなどで確認しておくとよいでしょう。
最近はテレビの大型化も進んでいるため、
ドット数の少ないフルHDでは細かい描写や素早い動きに物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
4Kの肉眼で観るのと近い映像はとても鮮明で迫力満点です。
将来的には地デジにも対応する可能性は高いため、
テレビの買い替えのタイミングでアンテナ交換しておくのもよいでしょう。
きっといつかは4K放送が当たり前になる時代が来ると思います。
テレビを買い替えるタイミングやアンテナを設置するタイミングによっては、
費用がだいぶ異なる事も予想されます。
結局のところテレビが壊れてしまった場合は早急に買い替えが必要になると思いますが、
もし、来月通常の地デジ放送でも4Kが見られるという状況であれば今すぐ4K専用設備を買うのではなく、
1っか月待とうという判断になるかもしれません。
大事なのは情報とタイミングです。
4K8Kを検討されている方は、まずは一度専門業者さんに相談されてみてはいかがでしょうか?
当ブログにてご紹介させて頂いている業者さんはアンテナ設置だけではなく、
知識豊富な方も多いです。
当ブログが参考になりましたら幸いです。

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