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    【対策】電波漏洩や干渉を防ぐ為のアンテナ工事とは?



    4K8K放送が開始され、ご利用されている方は高画質で臨場感のある映像を楽しまれているかと思いますが、

    電波漏洩によって周辺の電子機器などに電波障害が起きている事実がある事はご存じでしょうか?

    それは新4K8K衛星放送に割り当てられた周波数(2224MHz~3224MHz)に関係しています。

    この電波漏洩が起きないようにするためには、

    受信設備の交換工事が必要で、なかなか一般の方では対策が難しい内容となります。


    ただ!対策が無いわけではございませんので、

    当ブログが参考になりましたら幸いです。


    新4K8K衛星放送が開始されたのは2018年12月のことです。

    それまでのBS放送は右に旋回する右旋の電波が放送衛星から送られてきました。

    そのためテレビに電波が届くまでに利用するケーブルやブースター、

    さらに壁面のアンテナ端子(コネクター)や接続プラグなども右旋用でした。


    しかし新4K8K衛星放送は左旋の電波が放送衛星から送られてきます。

    それは右旋だけでは送信できる電波がいっぱいになってしまったためです。

    そのため左旋で電波を送る必要があるのです。



    そこで新4K8K衛星放送を視聴するために、

    新4K8K衛星放送対応のアンテナを導入する家庭が増えました。

    このアンテナは左旋も右旋もどちらの電波にも対応しています。

    そのためそれまでのBS放送も新しい4K8K衛星放送もどちらの電波もキャッチできるのです。


    しかし本来であれば、

    ケーブルやブースター、アンテナ端子、プラグといった機器も左旋電波に対応したものに変更する必要があるのですが、

    そのまま設置されているご家庭も多いです。

    そのため家庭内の壁面のアンテナ端子付近で電波漏洩が起き、

    他の電子機器を干渉している事態が起きているのです。


    そもそも電波干渉をするとどういった事が起きるのか。

    身近な事で言いますと、

    「Wi-Fiに繋がらない」

    「電子レンジに近いテレビが映らない」

    といった事が起こります。

    もし、Wi-Fiが繋がらないとしたら、電波干渉の可能性もございます。




    新4K8K衛星放送を視聴するためには、

    アンテナだけではなく、ケーブルやブースター、その他多数の部品を合わせる必要があります。

    電波漏洩に関する技術基準に適合しない受信設備を使用していると違法扱いになります。

    もちろん大抵の業者が、違法にならないようしっかり施工をしているのですが、

    稀に、その辺りを手抜き工事される業者さんもございます。

    一般の方では気づきませんし、知らず知らずのうちにご自分が違法行為をしている可能性もございます。


    具体的には、F型コネクターを使用しないで、

    古いブースターや分配器など遮蔽性能が低い機器を使用し、

    テレビ端子などに直付けによる接続を行うことなどです。

    手ひねり接続と言われる接続方法によっても電波漏洩が起きているとされます。

    この手ひねり接続とは、ケーブルの芯線の部分を手でねじって接続する方法です。

    こうした接続方法は技術基準に適合しておらず、電波漏洩の観点からも適切な工事とは言えない為、

    こういう工事や部材を使用する業者さんは避けるべきですが……

    なかなか見抜けない項目でもございます。



    当ブログで紹介させて頂いている業者さんでしたら、

    間違いなく法律に触れない、

    適切な工事方法/使用部材によって、

    お客様に安心と快適をお約束する業者さんばかりでございます。


    せっかくの4K8K放送。

    思う存分楽しんで頂くべきものですし、

    適切な業者選定を必ずなさってください(#^^#)






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