テレビ視聴に欠かせない地デジアンテナですが。
設置したあとにも何かとトラブルを起こす存在になります。
もちろん毎日ではありませんし、年に1度も無いですが。たまに起きるトラブルというのがなかなか厄介なものです。
ではどんなトラブルがあるのでしょうか?
1番多く起こりえるのが電波障害です。
設置した時は電波を正しく受信できても、ある程度の時間が経つと自然に方向と角度が変わってしまい、映像が映らなくなることが考えられます。
もっと大がかりなトラブルとしてはアンテナ設置後に付近に高層ビルなどが建ってしまい、電波環境が途端に悪くなるケースが実際に報告されています。
設置時点で大型マンションなどの建設などが始まっていれば予測も出来ますが、設置後何年も経ってから大型施設が建てられた場合は当時では予想が出来ませんからこればかりは仕方ありません。
そういった場合は向きや位置を変えたりするしかありませんが、一般の方ではなかなか難しいでしょう。まずは専門業者に相談した方が良いです。
また地デジアンテナは雨や風のみならず強い日差しにも弱いため、設置にあたっては日あたりも入念に確認しておく必要があります。
近くに高層の建物が建てば日当たりや風向きも変わる可能性があります。
当時はベストポジションだったとしても今はどうなのか?
そういったことは定期的にチェックする必要があります。
設置場所の変更や電波レベルの再チェックは保障期間であれば無料なので、追加料金がかからない業者さんも多いです。
そして滅多に無いのですが、非常に厄介なケースが『ご近所トラブル』です。
アンテナ設置とご近所トラブル。
全く関係が無いように思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、たまーーーーーーにあるんですよ( ;∀;)
私が利いた話しでは、ある場所に新居を建て、そこに引っ越してきたご家族様。
新築物件の屋根の上に八木式アンテナ(魚の骨のような形)を設置しました。
専門業者に依頼し、施工も完璧にしてもらって、さぁ~新居での生活!!
といったところに、ご近所様からのクレームが。
『お宅のアンテナのせいで景色が汚れる』
正確には具体的な名称を言われたのですが、特定を避けるため景色とさせて頂きました。
ご近所に街の景観や住まいのデザインに強くこだわっていた場合、地デジアンテナが目ざわりになるとしてクレームをつけてくるケースがあります。
こうした民事トラブルはこじれるとややこしい訴訟問題に発展しかねないため、初期段階のうちにきちんと対応して火種を消しておく必要があります。
違法建築ならまだしも、新入居者様は全く法律に触れておりませんでしたので、罰則などはありませんが、法律とは違う、ご近所問題というものがありますからね……
ご近所さんにそういった方がいらっしゃるならば、アンテナの設置前に近所の人に報告し、この場所に取りつけても問題ないかというのを面倒でも確認しておいた方が良いかもしれませんね
また、アンテナが落下して物を壊すというケースもございます。
タイミングが悪ければ最悪、人間に当たる可能性もあります。
専門業者に設置を依頼したのであればアンテナ落下の危険はほぼゼロと言えますが、万一このようなトラブルが発生した場合は真摯に謝罪し、迅速な再発防止策を講じましょう。
アンテナ業界に限らず、飲食店でもファッション業界でも。
お客様を大切にし、リピーターになって貰いたいと願って接客をされている事と思います。
アンテナ工事においてもそれは同じで、アフターサービスの良し悪しによってその業者の顧客への愛情を確かめる事が出来るでしょう。
トラブル発生時には業者への迅速な連絡が肝要ですが、まずは電話での対応に注目してください。
アフターフォローが弱い業者さんは、そこまでお客様を大切にしていない。
そう思っても仕方のない事です。
1人1人を大切にしている業者さんは必ず長期保証があります。
トラブルになりそうだと感じたら、トラブルになってしまったら。
まずは相談しましょう。
当ブログでご紹介させて頂いている業者さんならば、どんな内容でも丁寧に親身に相談に乗ってくれること間違いなしです。
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