
前回当ブログの記事で、下記3つのメインエラーコードの解説/対処法を記載致しました。
・E201
・E202
・E203
今回は上記以外の、エラーコードの中でも割かし出現率が低いものを解説!
■E100
B-CASカードに問題があるときに表示されるエラーコードです
カードがうまく挿入されていない時にも表示されるエラーですので、
お掃除や衣替えなど、テレビを動かした時にカードが抜けてしまう事もあります。
そういった際はカードを抜き差ししてみましょう。
カードにはICチップが埋め込まれており、ICチップに異常がある場合もこのエラー番号が表示されます。
カードを抜き差ししても改善されない場合は、
■E209
BSCSアンテナケーブルがショートして衛星放送が受信できないときに表示されます。
ケーブルがショートしていたり、断線している可能性があります。
ケーブルを抜き差ししたり交換するという対応が良いでしょう。
アンテナケーブルまわりを確認しても表示されるようなら、BSCSアンテナの電源供給ができていない可能性があります。
テレビかレコーダーから、BSCSアンテナへの電源供給をオンにしてみましょう。
■そもそもテレビが映らない!!
今まではテレビ自体は何かしらが映っていました。
テレビが映らない場合はエラーコードも表示されません。
そういった場合は下記3パターンを確認してみてください。
①音も映像も出ず真っ暗な画面
まずテレビを再起動させましょう。
主電源を切り、コンセントを抜きます。
数分時間を置いてからコンセントを差し、主電源を入れましょう。
それでもうんともすんとも言わない場合は、
アンテナではなくテレビ自体の故障の可能性が非常に高いです。
10年以上お使いの場合は買い替えも検討された方が良いでしょう。
ただ、部品交換や修理で治る場合もございますので、一旦メーカーにご連絡した方が良いかもしれませんね。
②テレビは映らないが、番組表は映る
そういった場合はチャンネル設定を間違えている可能性があります。
リモコンの「メニュー」ボタンから設定画面を開き、チャンネルを再設定しましょう。
③映像は映らないが音は出る
テレビ本体の基盤の故障が考えられます。
古い機種だと基盤の取り扱いが無い可能性もございますが、
一旦メーカーに連絡をしてみましょう。
※番外:
電波障害の可能性もございます。
地デジに完全移行して空いた電波帯(700MHz帯)を、携帯電話やスマホで使えるよう、
試験的に電波を発射しています。
700MHz帯と地デジ放送の電波帯が近いため電波障害が起こり、テレビの映りが悪くなることがあります。

■テレビ画面にノイズが入る
ノイズ(昔でいう砂嵐のような)が入ったり一部のチャンネルの映りが悪い場合、以下の原因が考えられます。
①ケーブルの接続不良が起きている
ケーブルの接続に不具合が起きている可能性があります。
ケーブルを抜き差ししたり、ケーブルを交換してみましょう。
②電波不足になっている
電波が届きにくい地域だったり、分配器の使用やケーブルを延長していると、電波不足になりテレビの映りが悪くなる場合がございます。
ブースターという電波を増幅させる機器や工事を行いましょう。
③電波過多になっている
電波塔に近いところに住んでいたり、
ブースターが電波を増幅しすぎていると、電波過多になりテレビの映りが悪くなります。
電波が少ないと映りが悪くなりますが、多すぎる場合でも悪くなります。
最適な電波受信というものがありますので、必ずそれに合わせてください。
④700MHz帯電波障害が起きている
上記の番外と同じ理由でございます。
以上、テレビが映らない時の対処法でした。
ケーブルの抜き差しなんかはご自分でも手軽に出来る対処法ですが、
ブースターを使ったり、アンテナの位置をずらしたりというのは専門業者にお願いする他ございません。
また、周りに高層の建物が建設された事により電波障害が発生した場合は、業者でも勝手にはどうする事も出来ません。
自治体に相談し、適切な対応をしてもらいましょう。
テレビが映らなくなるなんて事は滅多にありませんが、
毎日何百件ものアンテナ工事が行われております。
つまり毎日何百世帯がテレビが映らなくなっているんです。
そう考えると…身近ではないようで、身近なトラブルだと感じませんか?
いつ自分がトラブルに巻き込まれるかは分かりません。
そうなる前に早めのメンテナンスや業者選定をしておきましょう。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんならば工事自体も安価ですし、
相談は無料です。
過度な営業もございませんので、気になった方はお気軽に相談だけでもしてみるのはいかがでしょうか?

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