過去にも台風についてのブログは投稿させて頂いた事がありますが。
本当に台風というのは地デジアンテナにとって天敵で、
致命傷を与えてくる存在なのです。
とはいっても、台風をとめることは出来ませんし、
台風対策をしっかりする他ございません。
もちろん対策をきちんとしていれば怖がる事もございませんので、
特に8年以上同じアンテナを使われているご家庭はしっかりと対策をしていきましょう。
屋外に設置されているテレビアンテナは、固定金具や支線で固定されています。
そのため滅多なことでアンテナが倒れることはありませんが、台風が直撃したとなると話はまた別です。
一般的に市販されている八木式アンテナの耐風速は40~50m/sです。
しかし台風の最大風速は、気象庁の基準では下記のようになります。
・「強い」台風…33m/s(64ノット)以上~44m/s(85ノット)未満
・「非常に強い」台風…44m/s(85ノット)以上~54m/s(105ノット)未満
・「猛烈な」台風…54m/s(105ノット)以上
上記の通り、場合によっては「強い」というレベルでも倒れてしまう可能性があるのです。
実際にアンテナが倒れてしまった時の対処は2つです。
①自分で治す
特に部品が壊れているわけではなく、
金具が外れてしまっただけ。というレベルであればご自分で金具を閉めれば問題ございません。
部品異常が無いかチェックする部材は下記になります。
・アンテナ本体
・マスト
・屋根馬
・ステーアンカー
・支線
これらの異常が無く、あくまでも位置がずれただけという程度であれば自分で対応も出来るでしょう。
ただ、屋上での作業になりますし、危険は伴います。
少しでも不安を感じるようであれば、業者に依頼した方が宜しいかもしれません。
②専門業者に依頼
アンテナが破損していたり、部品に異常がみられる場合は、
ご自分で対処するのは難しいでしょう。
そういった場合は専門業者に依頼した方がいいです。
※保険会社への連絡をお忘れなく※
アンテナや支柱など、素人が目で見ても分かる破損状況の場合、
写真に撮っておきましょう。
台風でテレビアンテナが倒れた場合の修理や交換は火災保険の適用になる可能性が高いです。
通常の火災保険は、火災被害だけではなく、
水災被害、風災被害などに対して補償が受けられますので、
台風による被害も対象になるのです。
ただ、ご自身がどのような保険に加入しているかによって当然変わりますので、
状況を写真に撮ったあと、保険会社に連絡をしてみましょう。
保険適応されれば当然ながら費用を各段におさえる事ができます。
保険会社への連絡というのはそう何度も経験することではありません。
もし、初めてでどのように連絡をすればいいのか分からない。
という時はアンテナ業者にご相談下さい。
保険対応にも慣れたスタッフが多数おりますし、
丁寧に手順を説明してくれると思います。
また、保険適応を考えているのはアンテナ業者に必ず説明する必要がある為、
最初からアンテナ業者主導で動いた方が効率が良い場合もございます。
保険金請求とか難しいですからね(汗)
慣れているという方も少ないでしょうからご不安な場合は業者に依頼した方が安全でしょう。
長年ご利用されている場合は、どうしても経年劣化をしてしまうものです。
去年大丈夫でも今年はどうなるか分かりません。
ただ、逆を言えばしっかりとした補強とメンテナンスを行えば、
長年ご利用されているアンテナでも問題無く今年を過ごす事が可能です。
改めて金具を確認したり、支柱やエレメント部分を確認する。
点検だけでも引き受けて下さる業者さんは沢山ありますし、
交換や新規設置するよりも安いですからね(#^.^#)
当ブログで紹介させて頂いている業者さんならば格安で速やかに点検に来て下さると思いますのでご不安な方はぜひご相談だけでもされてみてはいかがでしょうか(#^^#)
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