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【再注目】お家スッキリ!屋根裏部屋へのアンテナ設置



一時期ブームになっており、個人的な体感では少し大人しくなったのかな?

なんて見当違いの事を思っておりましたが、

今まさに!屋根裏部屋へのアンテナ設置がブーム真っ最中!

当ブログでも何度かご紹介させて頂いた事はありますが、

再度このブームに乗っかり、

メリットデメリットをお知らせさせて頂こうかと思います。



そもそもアンテナとは屋根の上に設置されているのが一般的でしたが、

近年ではアンテナを屋根上に設置していない住宅が増えてきています。

これは、外壁に取り付ける箱型のデザインアンテナが普及し、

また、屋根裏へのアンテナ設置が多く採用されるようになったためです。

アンテナの屋根裏設置にはさまざまなメリットがあり、

新築時から採用する方や元々屋根上にアンテナを設置していた方が屋根裏に移動するケースも増えています。


・寿命が長くなる

テレビアンテナを屋根裏に設置することで、アンテナの寿命を延ばすことができるという利点があります。

通常、テレビアンテナは屋外に設置されるため、

雨や風などの自然の影響に耐えられるように耐久性を考慮して製作されています。

それでも、紫外線や雨風などの影響により、アンテナにも寿命が存在します。

しかしながら、屋根裏設置にすることで、

これらの要因にさらされる時間を減らすことができます。

特に台風の多い地域や、雪が多く降る地域、

海岸近くの潮風による金属の錆びやすい地域などでは、

アンテナにダメージを受ける可能性が高まります。

そのため、屋根裏設置を希望する方が増えているのです。

一般的にアンテナの寿命は10年から20年程度と言われていますが、

屋内に設置することで、天候による経年劣化を回避し、アンテナの寿命をより長く維持できるのです。


特に八木式アンテナの棒の部分であるエレメント(素子)は、

鳥にとってひと休みするのに適した場所となります。

この光景をご覧になったことがある方も多いかもしれません。

しかし、鳥がアンテナに止まると、アンテナの方向が微妙にずれて映像が乱れるだけでなく、

フン害によって屋根が汚れてしまうといった被害も発生します。

そこで、アンテナを屋根裏に設置することで、鳥によるこれらのトラブルを効果的に防ぐことができます。



・外観を保つ美的センス

多くの方が「家の外観に合わないため、屋根上にアンテナを設置したくない」という理由から、

屋根裏設置を希望する事が多いです。

八木式アンテナのような一般的なアンテナが設置されると、

デザイン性の高い住宅の外観が損なわれるとの考えが広がっているからです。


また、アンテナからテレビに電波を送るには同軸ケーブルが必要ですが、

このケーブルが外壁を這っているのも美観を損なう要因となっています。

そのため、景観を重視する方々が外壁上のケーブルを敬遠することもあります。


一方で、屋根裏にアンテナを設置すると、

アンテナ自体はもちろん同軸ケーブルも外から見えないように隠すことができます。

これにより、外観のデザイン性を損なうことなく、美しい住宅の姿を保つことができるのです。


屋根裏設置は外観を大切にされる方にとって理想的な解決策であり、

設置後も美しい住まいを楽しむことができます。




※デメリットもあります。

屋根裏設置が全てにおいて優れているというわけではございません。

上記の通り、魅力あるメリットもありますが、

気にしなければいけないデメリットもあるんです。



・受信電波強度

アンテナを屋根裏に設置する際、屋根によって受信電波が弱まってしまう可能性があります。

これにより、アンテナの信号レベルが視聴に必要な水準に達しない場合があり、

ブースターの追加取り付けが必要になる場合があります。

そうすると費用が通常工事よりも高額になってしまう懸念も(泣)

ただし、元々電波が弱い地域などでは、これを改善することが難しい場合もあります。

屋根裏設置では、十分な電波を受信できるかを事前に確認することが大切です。

信号の強さや品質を確保するためには、状況をよく把握し、必要に応じて適切な対策を取ることが重要です。



・豪雪地域には適さない

豪雪地帯では、屋根に大量の雪が積もることがあり、これによってテレビの電波が弱まる可能性があります。

さらに、屋根裏自体が電波が届きにくい場所であるため、受信環境がさらに悪化する可能性も考えられます。

豪雪地帯では、屋根裏設置よりも他のアンテナ設置方法を検討することが重要です。

地域の気候や受信環境を考慮して、信号の強さと安定性を確保する方法を選択することが望ましいでしょう。



・BS/CS視聴が出来ない

屋根裏には、BS/CSアンテナの電波を受信することができないというデメリットがあります。

これは、地デジの電波と異なり、衛星放送の電波は屋根などの障害物を通過できないためです。

地デジのアンテナを屋根裏に設置する際に、

同時にBS/CSアンテナを設置したいと希望される方もいるかもしれませんが、

このような制約から地デジアンテナのみが設置可能となります。

この為、BS/CSアンテナの設置を希望される場合は、別のアンテナ設置方法を検討する必要があります。



※住宅設備環境:

メリットデメリットを理解した上で、

よし!屋根裏に設置しよう!!!

とお思いになられたとしても、そもそも住宅設備の環境が適さない場合もございます。


・点検口

屋根裏にアンテナを設置するためには、点検口が存在することが不可欠です。

点検口がない場合、屋根裏への出入りが制限されるため、アンテナの設置ができなくなります。

屋根裏設置を検討する際には、事前に点検口が人や物が通れる十分な大きさであるかどうかを確認してください。

点検口が設置されていることが、アンテナ設置では重要になりますので、忘れずに確認しておきましょう。



・スペース

アンテナを屋根裏に設置するためには、適切なスペースが必要です。

八木式アンテナの場合、約5メートル立方の広さが必要となります。

一方、デザインアンテナであれば、約1メートル四方のスペースがあれば設置可能です。

アンテナの設置だけでなく、工事や点検時にも作業スペースを確保する必要があります。

また、屋根裏への出入りのための動線も重要です。

アンテナ設置を計画する際には、これらのスペース確保と動線の考慮を忘れずに行い、

スムーズな作業と快適な屋根裏利用を実現しましょう。




※最終的に:

なかなか一般の方では想定出来ない事、調べようがない事ということも多々ございます。

特段気にせず屋根上に八木式アンテナというのも、もちろん選択肢として悪いわけではございません。

ただ、屋根裏部屋への設置を検討されていたり、

ご自宅の外観を重視されている方は、一度屋根裏設置ということを深く考えても良いかもしれません。

その際は、当ブログで紹介させて頂いている業者さんであれば、

経験豊富な職人だけではなく、的確に適切にお客様へのアドバイスをしてくださいますので、

これから新居へのお引越しをお控えの方はぜひ一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?





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