強風に強い一般家庭用BSアンテナを知っていますか?
各ご家庭で設置位置は異なりますが、屋根の上に取り付ける方が多いです。
屋根の上に設置していますから天災の影響を非常に受けやすい形になります。
強風/豪雨/落雷/鳥害などなど。
そういった天災を防ぐ事は出来ませんが、天災に強いアンテナというのはございます。
2020年10月20日にDXアンテナより、強風対策を施した高性能BSアンテナ(4K8K対応BS/110度CSアンテナ)が発売されました。
サイズは従来の45型(BC453S)と変わらず反射鏡の幅が467mm、高さが532mmとなっています。
このアンテナの最大の特徴は反射鏡に【多数のパンチ穴があいている】ことです。
そのため風がアンテナを通り抜けることで、強風の影響を抑えています。
従来品であるBC453SとBC453SGという2つのアンテナが人気です。
基本的にはほとんど変わりませんが、大きさは若干BC453SGの方が大きく、重量もやや重くなっています。
なお工事の方が気を付けなくてはいけないポイントとして、
対応マスト径が太くなっていることです。
以前はよく使われていた直径25mmタイプのマストは細すぎて穴あきアンテナでは使用できなくなっています。
これはマストを挟み込む金具がよりしっかり固定できるように改良されたことにも関係あると思いますが、
そもそも強風でアンテナが無事でもマストが細ければマストが折れてしまう可能性があります。
BC453SGは耐強風型BSアンテナ(4K8K対応BS/110度CSアンテナ)などと言われ注目されています。
まず肝心の耐風速部分ですが、受信可能風速が50m/sであることです。
(標準アンテナのBC453Sは20m/s)
2.5倍もの耐久性を誇るというのはユーザーにとって非常に大きなメリットと言えます。
そもそも風速50m/sとは屋外での行動が危険とみなされ、
電話ボックスや自動販売機が倒れたり移動してしまう程です。
電柱や街灯が倒れたり、ブロック塀も倒壊する危険のある強さとも言われます。
滅多にそういった強風は吹かないかもしれませんが、台風の時などは車が横転したりというニュースも目にしたことが皆様もあると思います。
そういった強風下でさえ十分に電波を受信できるとうたっているのがこのBC453GSです。
当然ながら最大スペックを実現するには専用金具でしっかりとした躯体に固定する必要があるのは言うまでもありません。
知識と経験のある職人さんにしっかりとつけてもらいましょう。
一応、標準的な取り付け方でもアンテナを取り換えることで非常に強力な受信環境が期待できるとも言えます。
もう一つ特徴的なのは適合マスト径です。
標準的なアンテナはBC453Sに限らず直径25mm~49mmと幅広く使うことができますが、
このBC453SGは25mm径のマストには取付ができません。
実際25mm程度のマストでは強風の際にマストが先に折れてしまうでしょう。
反射鏡に無数の穴がありますが、
実はBC453SGの方が少し重量があります。
BC453Sに比べると1.2倍程度の重さになります。
固定金具はとてもしっかりしており、ここだけでも重量が増えている理由の1つですね。
工事料金はブースターと同時設置の場合でも大体3万円前後が相場となります。
業者さんや設置状況によって多少の前後があるかと思いますが、
3万円ほどをイメージして、業者さんと相談されていくのが宜しいかと思います。
これからお引越しや新居を建てられる方というのは設備1つ1つが思い出で重要になると思います。
せっかくなら良いものを搭載したいと思う方が多いでしょうが、やはりお値段というのも大事で、
【安くて良いもの】これが最高だと私は感じます。
こちらのアンテナは天災にも強く、きっとユーザー様にも納得頂ける商品だとは思うのですが、
設置の際は通常とは異なります。
それなりの経験や知識というものは必要になりますので業者選定というのは大きな位置づけになるでしょう。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんであれば丁寧かつ安価で経験豊富な有資格者が揃っております。
お引越しを控えている方でアンテナに迷われている方はぜひ一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
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