
地デジアンテナも経年劣化をしてしまうもので、
大体は10年前後と言われております。
15年を超えてご利用されている方も珍しくはないのですが、
大抵は10年を目安に交換やメンテナンス等を推奨しております。
また、アンテナにはブースターと呼ばれる、
かなり重要な役割をしている機器があるのですが、
このブースターを重点的にチェックした方がいいです。
アンテナブースターとは、
アンテナで受信した電波を増幅するシステムを持った機器です。
住宅内に複数の部屋があった場合、アンテナから離れた部屋ほど電波が弱くなります。
地デジ放送の場合は、電波が弱くなっても映像は映りますが、
画質が大幅に落ちてしまう為、基本的には、アンテナに接続して利用します。
屋根上に設置している事が多いため、
ご自分でチェックされるよりは専門業者を呼んだ方が安心で確実です。
■ブースターを点検するタイミング
・角度異常
アンテナが受信したデータは、
ブースターなどを経由して、
その上で各ケーブルを通して電波が届きます。
電波が通る途中のケーブルが抜けてしまうと、テレビに電波がうまく届きません。
そうしたトラブル例もあります。
ただし、アンテナを設置した屋根付近でのケーブルが抜けている場合などは、
修理業者などに依頼することをおすすめします。
・電波が急に強くなる
繰り返しますが、ブースターは、弱い電波を増幅し、テレビに届けるための装置です。
基本的には、テレビに届くアンテナの電波が弱いときに利用するものですが、
実は電波が強すぎてもブースターが正常に作動しなくなります。
例えば、設置当時は高層ビルや山などがあり、
電波の通りが悪いからブースターを設置したが、
そういった障害物が取り壊される事により電波の通りが良くなった場合は、
逆にご家庭に届く電波が強くなりすぎるというケースがございます。
・寿命/経年劣化
冒頭であげた通り、やはり経年劣化は避けて通れません。
大体10年を目安に、専門業者に一度点検をしてもらった方がいいでしょう。

■修理費用/対応策
アンテナブースターが、トラブルに見舞われた場合には基本的には新しいブースターを購入し交換するという手順です。
住宅によってはブースターを設置している場所がさまざまですが、
一般的にブースターはアンテナに近づけることでその効果を発揮してくれます。
そのため、アンテナブースターは、一般的にアンテナに近い屋根裏などに設置することが多いです。
ブースターを交換する際には、周辺のケーブルなども一度確認することをおすすめします。
たとえば、ケーブルが10m以上の長さがある場合などは電波の損失が生じているという可能性があります。
そういった事も専門業者さんならば行ってくれますので安心して任せてしまった方がいいでしょう。
大体費用の相場としては工賃で1万円ほどが相場となり、
あとはブースターの機材代と出張費というところだと思います。
5万円見ておけばお釣りが来る事もおおいのですが、
業者選定によっては高額な費用になってしまう事もございます。
当ブログで紹介させて頂いている業者さんであれば、
安価でスピーディーな対応をしてくださいますので、
長年地デジアンテナをご利用されている方は、一度調査だけでもしておいた方が安心だと思います(#^.^#)

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