
当ブログでも過去何度か登場しておりますが、
八木式アンテナ
デザインアンテナに代わる、
次世代のアンテナとして【ユニコーンアンテナ】というものがございます。
ユニコーンアンテナは、地上デジタル放送を視聴するためのアンテナです。
名前の由来は、設置したときの印象がユニコーンの角のように見えること。
そのほかにも、形がポール状のため、「ポール型アンテナ」と呼ばれることもあります。
ユニコーンアンテナは、360°どこから見ても光の反射を抑えるマットな仕上がりになっています。
無骨な金属部分がポールの中に隠れているので、お家の美観を損ねません。
色は「ウォームホワイト」と「ブラックブロンズ」の2色展開。
どちらも高級感があり、お家の印象をぐんと上品にしてくれます。
■ユニコーンアンテナのメリット■
・ポール上の構造になっている為、天災の影響を受けづらい上に、屋根上に設置できる
・受信強度は20素子相当(中電界地域)。周囲の建物に邪魔されず、屋根の上から電波を取れるので、住宅密集地に最適
・金属やケーブルが隠れて、外観がスッキリする
・屋根上の太陽光パネルに影響がでにくい
・外壁に馴染む、白黒2色のカラーバリエーション
どういうことかと言いますと?
電波というのは上にいけばいくほど、感度が良いとされております。
それは障害物が少なくなるからです。
ご自宅の中で一番上というのは屋根の上になりますので、
本来であれば屋根上にアンテナ設置することが一番望ましいのです。
そのため、【八木式アンテナ】という魚の骨のような形をしたアンテナが一般的でしたが、
デザイン的に・・・・・
せっかく新築で綺麗に仕上げたのにアンテナが家の外観と合わない…
という声が多く、次世代アンテナとしてデザインアンテナが普及し始めました。
デザインアンテナは屋根の上ではなく、壁の壁面に設置する形になり、
そこまで目立ちません。
目立たないが為にご自宅の外観を損なわず、電波をキャッチできる仕組みなのですが、
壁面に設置するため、屋根の上ではありません。
ということは電波を一番キャッチできる所には置かないということです。
そのため、八木式アンテナに比べると電波感度が低いケースが多く、
ブースターと呼ばれる機器を設置することにより、テレビ環境を整えて行く形になります。
ユニコーンアンテナは両方の良い所取りをしたアンテナとなります。
屋根の上に設置出来る上に、デザインもかっこよく、カラーも2種類あります!

■ユニコーンアンテナデメリット■
・八木式アンテナと比べて電波の受信感度が弱い
・八木式アンテナと比べて工事費用がやや高い
・弱電界地域では設置を断られることもある
・洋風建築と比べて、純和風建築にはマッチしないと感じられる方が多い
八木式アンテナと比べると費用面が少し高騰するところが一番のネックだと感じられる方が多いです。
ただ、それはデザインアンテナと比較しても同じ事ですので、
ご自宅の外観を重視される方は八木式よりもデザインやユニコーンがおススメです。
■自宅にはどのアンテナが最適なの?■
※八木式アンテナ派
・電波が弱い地域に住んでいる
・家の外観にこだわりがない
・アンテナ工事の費用を安く抑えたい
※デザインアンテナ派
・電波が強い地域に住んでいる
・台風の多い地域に住んでいる
・家の外観を壊したくない
※ユニコーンアンテナ派
・新築戸建てで地上デジタル放送を視聴したい
・スタイリッシュでシンプルなアンテナを設置したい
・屋根の上にソーラーパネルを設置している
・業者にデザインアンテナの工事を断られた
つまり「工事費用」や「電波の感度」を重視する方は八木式アンテナを。
「台風の影響」や「家の外観」を重視する方はデザインアンテナ/ユニコーンアンテナを選ばれるのがおススメです。
どのアンテナにもメリットデメリットがあり、
決して、このアンテナでなければだめ!というわけではございません。
皆様方の主観や生活リズム、家庭環境によってテレビの使い方は変わります。
最近では動画配信サービスも増えておりますので、
民放放送はあまりご覧にならないという方も多いと思います。
そういった方はデザインアンテナを設置して、ネット配信を楽しむのも良いと思いますし、
自宅の外観もカッコよくしながらテレビも楽しみたい方はユニコーンアンテナ!
テレビ視聴が多く、コスパを重視されたい方は八木式アンテナなど。
人それぞれの価値観がございます。
ただ、地域によっては設置の可否もございますので、
自宅にどのアンテナがどの位置に設置出来るのか。
当ブログで紹介させて頂いている、専門家に一度相談されてみるのはいかがでしょうか?

Comentários